野山の夏鳥いろいろ Ⅱ
前回に続き 近隣の野原や森で見つけた夏鳥を紹介します 先ずはベニマシコから 完全なる後ろ姿です 普通なら削除してしまうポンコツ写真だと思いつつ 白と黒の美しい尾羽や 肉眼では捉えることのできない 野鳥の優雅な羽ばたきに惹かれ ポンコツ承知でアップすることにしました えっ なにがどうなってるのか分からない? 確かに‥(汗) ベニマシコ(オス) こちらは 草原の鳥ノビタキです...
View Articleシジュウカラ 巣立ち雛
ジジジ ジジジジジ 窓の外から ひっきりなしに ヒナの声が聞こえてきます 居る 居る やっぱりシジュウカラだ 今年も近所で営巣してたんだなぁ 風が吹くたび 葉で姿が見えなくなるヒナ ようやく撮れたちびっこは 体全体が ちょっぴり緑がかって見えました 親鳥からもらったご馳走を 大きな口を開けて パクリ 微笑ましい~ 撮影日 2020/6/4 ・ 撮影地 恵庭市...
View Articleコヨシキリ
赤い羽も 青い羽も 黄色い羽も持っていないけれど 特別美しい声でさえずるわけでもないけれど 私は コヨシキリに惹かれます 一見地味な羽色は 美しく緑に溶け込み 力を限りにさえずるさまは 私にいつも感動を与えてくれます おまえは きっと きょうも鳴いているんだろうね 草原に 農薬が流れてきても 道端の草が刈られても いつもと同じように 枯れ草にしがみついて 撮影日...
View Articleノビタキ 子育て
揺れる麦の穂の中に ノビタキのヒナを見つけました こちらの1羽は枯れ草にとまって 風が吹くたびに ゆらりゆらり 丸い体型が愛らしい モフモフのヒナでした 近くで 見守る母さんノビタキ 大丈夫だよ すぐに失礼するからね こちらは 別のノビタキファミリー 草の上で 監視役のお父さんと 大きな虫を捕まえたお母さんに守られて ヒナはすくすくと育っているようです 美しい草原の鳥...
View Articleアオサギ
青葉が揺れ アオサギの飾り羽が 緩やかにたなびき 木漏れ日が美しく輝く日 私は苫小牧におりました 人気のヒナが既に巣立ったと聞き 今ならきっと人も少なかろうと 久しぶりに足を延ばしました 大木で寛ぐアオサギを眺めながら 共に 爽やかな初夏を楽しみました ゆっくり 静かに流れる時間の なんと贅沢なこと 素晴らしい時間を ありがとう 撮影日 2020/6/23 ・ 撮影地...
View Articleドキドキするもの
ドキドキするもの 風になびく やわらかな鳥の羽や オオジュリン(オス) 草原すれすれの低空飛行 ホオアカ 色鮮やかな小鳥の羽色 ベニマシコ(オス) 雨に濡れる親鳥の姿 ノビタキ(オス) 水たまりに 飛び散る水滴 カワラヒワ 日本画風のコヨシキリ コヨシキリ 恐竜みたいなアリスイ アリスイ ふらりと出かけたフィールドで ワクワク ドキドキが止まらない 撮影日...
View Articleまっくろくろすけ カワセミくん
久しぶりに見たカワセミは まっくろくろすけ 今年生まれた幼鳥でした 枯れ枝にとまって きょろきょろ 一向に飛び込む気配がないので 根負けしてその場を離れましましたが あの後 ちゃんと獲れたでしょうか ピチピチのお魚 撮影日 2020/7/9 Copyright © 2020 おまさのこっそり野鳥日記 All Rights Reserved.
View Articleハヤブサとアオバト
アオバトを撮りに後志方面に遠征してきました 思いの外 よく出てくれましたが 岩礁に長くはとどまらず すぐに山に戻って行きます 理由は ハヤブサ アオバトの群れがやって来る度に もれなく現れるハヤブサ のんびりと海水を飲んでいる余裕がアオバトにはなかったようです ハヤブサ(タカ目 ハヤブサ科) 一見すると長閑な夏の風景ですが アオバト(ハト目ハト科) 追われる者も 追う者も命がけ...
View Article真夏のアオバト
幸運は 欲がないときにやってくる気がします 先日 アオバトに出会ったときもそうでした ジリジリと照り付ける強い日差しの中 突然 現れた4羽のアオバトは 海上を何度か旋回したあとで ほんの数メートル先の 波消しブロックに降り立ちました こんなことってあるんですね ブロックの向こうに見える つるりとしたアオバトの後頭部 かわいい そして 猛烈に近い‥...
View Articleアオバト まさかこんな所で
出先で アオバトの大群を見つけてしまいました こういうときに限って 車の中に積んでいるのは 標準レンズと200mm だけ でも 諦めるわけにはいきません なにしろアオバトが降り立つのは浜辺で 遮るものは皆無 千載一遇のチャンスでした 1時間ほどの滞在中に そうですね~ 7、8回はやって来たでしょうか 群れは少ないときで30羽 多いときで100羽...
View Article白いアオバト ハイブリッドそれとも部分白化?
アオバトの群れの中に 1羽の白い個体を見つけました 正確に言うと 白とクリーム色と黒 それに緑 緑は頭部のみで 全体としてはクリーム色というか 淡いレモン色のような羽色をしていました 海水を飲みにやってきた 変わり種のアオバト 広げた羽は まるでピアノ鍵盤のようです 内側(下面)は薄い色合いで 外側(上面)は 濃い色合いです はてさて この個体 部分白化なのか...
View Articleノビタキ 秋バージョン
空全体が灰色の分厚い雲で覆われ 湿気を含んだ風は生ぬるい もう9月になったというのに この蒸し暑さ これも台風の影響なのでしょうか それでも 先日ブロッコリー畑で見つけたノビタキは‥ ノビタキ(オス) もうすっかり秋の装いでした 夏羽のときの愛らしさはどこへやら 冬羽のノビタキ(オス)の顔は ちょっぴり おっかない 目が合った瞬間 「ごめんなさい」と謝りたくなるような強面です...
View Articleハイチュウがやって来た
黄金色に実った稲の中に 1羽のアオサギを見つけました 北海道では 夏鳥のアオサギ 南に渡る日まで あと少しです アオサギ ペリカン目 サギ科 ノビタキのメスも衣替え 渡りに備えて薄化粧をすませました ノビタキ(メス) スズメ目 ヒタキ科 この辺りでは冬鳥のノスリ 今季初めての確認でした ノスリ こちらも冬鳥のハイイロチュウヒ(メス) 豆畑でなにか捕まえたようです...
View Articleキタキツネ
昔は どのキタキツネも同じ顔に見えたけど 今は なんとなく違って見えます このキタキツネはちょっと 鼻が短め もうすっかり大人なんだけど 幼く見えます こちらのキタキツネは ちょっと精悍な感じ 先ほどのキツネとは ずいぶん印象が違って見えました 撮影日 2020/9/23 ・ 撮影地 千歳市 長沼町 これは 今年5月に撮った子ぎつね...
View Articleマガン
5日ほど前に見た 宮島沼のマガンです 20,000羽くらいにはなっているかな と思いながら家を出てきたのだけど 予想以上の数でびっくり この日のねぐら入りは 37000羽だったそうです 沼にはマガンの他にも オオヒシクイやオナガガモ カイツブリなどもいましたよ ときには小さな群れで ときには大群で マガンは 沼と周辺の田畑を行ったり来たり 抜けるような青空の下で見る...
View Articleタンチョウ親子
この日は ぽつりぽつりと雨が降り出すあいにくのお天気でしたが 出たかいがありました 親子連れのタンチョウです 距離があったので 写真はどれも今ひとつ それでも 寄り添う親子の姿は微笑ましく 自宅からそれほど遠くない場所で タンチョウの親子を見られる幸せに 大いに感動しました がんばれ おチビちゃん お父さん お母さんに しっかりくっついて 撮影日 2020/10/15...
View Article庭にウグイスがやってきた
庭のカエデにウグイスがやってきました 数年前から 渡りの頃に現れるようになりましたが こんなにはっきりと姿を見せてくれたのは初めてです こちらをチラチラ見つつも しばらく相手をしてくれました ウグイス ウグイスさんは 新芽狙いかな? ツリバナの実をついばみにやって来たのは つがいのシジュウカラ 片割れが 「あっちに行け」と 威嚇しにやって来たのには 笑ってしまいました...
View Article渡り鳥 オオハクチョウ
渡りの季節がやってきました 色づいた落葉樹の上を 優雅にハクチョウが飛んで行きます この日見たハクチョウは 皆オオハクチョウ コハクチョウの姿はありませんでした オオハクチョウ 沼で羽を休める水鳥たち その多くは オオヒシクイ と ヒシクイで 次に目立つのがオオハクチョウ マガンは全体から見れば1割といったところでしょうか カモ類やオオバンの姿もありましたが 詳細は確認していません...
View Articleタンチョウ 318ファミリー
2年前だったでしょうか 318の足環をつけたタンチョウが ひとりぼっちでいるのを見たのは 正確に言うと 100mほど離れた場所に別のタンチョウ2羽がいたのですが 318が近づこうとすると 2羽は嫌がって離れる 追いかけても 追いかけても 仲間には入れてくれない やがて1羽になった318が とぼとぼとハクチョウの群れに寄って行くと 今度はハクチョウまでが飛び立ってしまう なんと哀れな‥...
View Articleクマタカ
庭の冬支度と 山積みにしてあった剪定枝の処分がようやく終わり 久しぶりに鳥見ができました 最初に出会ったのは クマタカ 出来栄えは 今一つですが 腐っても「クマタカ」 林縁を滑るように飛ぶ姿は美しく 気高ささえ感じました クマタカ 秋の名残りを留めた山を 華麗に滑空していたのはオオワシです 群れで渡ってきた20羽ほどが 川べりを中心に散在していました 長くなりそうなので...
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